【ファッション通販】 女三の宮(源氏の君の正室)のご懐妊、柏木から宮あての恋文を源氏の君が発見・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」 若菜(わかな)下の巻・Ⅱ-77B 和書

令和6年から「源氏物語」の作者・紫式部をモデルにしたNHK大河ドラマ「光る君へ」が放送されております。田中菊雄編『頭書明治五百題俳諧俳諧手提燈 全』明治17年 柏原徳造刊（伊豆大島泉津村）明治時代和本 銅版刷俳諧類題句集 俳句 俳書。

京都の公卿・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「若菜（わかな）下」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。観旭軒遺稿 木村容斎 上下揃　明治24 儒教儒学朱子学 漢文漢書漢籍 川上善兵衛 新潟県ワイン 検） 戦前明治大正古書和書古文書写本古本NZ。

自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。御祈祷所申渡書。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。中井恒次郎(中井芳滝)編画『堺名所案内』明治27年田村與三平刊（大阪府堺市）明治時代和本 彩色石版画3丁入 大阪の浮世絵師・中井芳滝絵入。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。河玄佑『前戯録』明和7年 佐々貴惣四郎刊 江戸時代和本 漢詩集 狂詩集。現在の今上天皇と系譜がつながっている。x005 大匠新雛形 上下巻 安藤喜助 盛林堂蔵版 明治■和本 建築 大工 装飾 鳥居 欄干。

 関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。和本『徳本翁十九方對證通覧』全1冊 江戸期/刊 永田徳本/著 20丁 東洋医学 薬学 武田信虎/信玄父子二代の侍医 (古文書。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。古文書 書簡 酒井三良 原孝恒 宛て 封筒付き 歴史資料 日本画 福島県 会津 三島 （レターパックライト発送）。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。一具庵一具著（高梨一具）『断橋思藻』（全2冊揃）安政2年序刊 江戸時代和本 岩間乙二に学んだ陸奥の俳人 俳諧書 俳書 句集 青森県郷土史料。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。写本 瘍科方筌 医学書 江戸時代 処方箋 漢方学 検）西洋医学東洋医学 蘭学 薬学 オランダ 阿蘭陀 鍼灸 杉田玄白 古書和書古文書古本NZ。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。検香斎『横濱竹枝 大日本洲新港詠』元治元年跋 同治6年 検香斎鐫蔵版 江戸時代和本 横浜を謳った漢詩集 支離子 唐本漢籍和刻本。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。『日本釜師之系譜』昭和20年 堀政弘刊（新潟県地蔵堂町/堀山城家十一代目）茶の湯釜師系譜一覧書 茶道具。（資料の記録は下記に掲示）

 出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。送料込! 希少 太平洋 太平洋社 37冊分 明治34年10月14日～明治35年7月28日 第2巻 41～52号 第3巻 1～30号 抜け有 状態良好 新聞。
 自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。長谷川伸旧蔵書 吉野真保著『嘉永明治年間録』（全十七巻二十冊揃）明治16年 我自刊我書/古書保存書屋/甫喜山景雄刊 明治時代和本。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。華道・遠州流・小堀卓巌・指南書・巻物・5巻セット・No.230907-04・梱包サイズ60。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。用捨箱。また、各巻ごとの書かれた年については不明。唐松神社の宮司 物部長元『田祖大神』まくり〔紙本肉筆真作〕/出羽物部氏 秋田県大仙市協和 神功皇后の創建,源義家が再建した神社の宮司。従って、応永五年とは、書き始めの年である。小堀源三郎編 平野長富画『新撰日光山誌』明治15年刊（栃木県）明治時代和本 折込銅版画3枚揃（地図 日光東照宮境内図 奥日光湯元温泉図）。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。北静盧著 石橋真国校 朝川善庵・岸本由豆流序 西島蘭渓跋『梅園日記』（全5冊揃）弘化2年刊 黒田清綱旧蔵書 江戸時代和。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。★0553和本江戸文久2年（1862）写本「御勅書并勅使御持参御書付写ほか」1冊/古書古文書/手書き/幕末の京都。

 大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。古文書 石川清秋「大江東帖」 折り帖 水戸藩 彰考館 郡奉行 切腹 江戸時代 常陸大宮 茨城県 歴史資料 (レターパックライト発送）。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門」を称する。1940年 支那 現勢圖 汪精衛政府 地図 検索:満蒙 新京 鄭孝胥 関東軍閥 溥儀 総督府 南満鉄 馬賊 蒋介石 張景恵 生写真 古建築 中華民国帝国。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。アラン・シャンド原著 海老原済・梅浦精一譯『銀行簿記精法』（4巻4冊）明治6年 大蔵省刊 明治時代和本 銀行会計学。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。☆E0192和本江戸期随筆「雲萍雑志」4冊揃い/柳沢淇園/古書古文書/木版摺り。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。算法指南車 ☆ 新編塵劫記 百家通用 ☆ 1769（明和6）出版 吉田光由 ☆ 和綴じ 和算 算術書 江戸時代 ☆ 送料無料。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。御仕置留 天保9年～天保12年(26件)　 浜田市古文書を読む会　浜田市立図書館　浜田藩/島根。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。完品 尾形光琳作品集 上村益郎編『光琳』限定800部 昭和15年 高見澤木版社刊 彩色木版画14枚入。

 旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。美品『国宝 松林図屏風』　長谷川等伯 安土桃山時代 東京国立博物館蔵　　函　解説　便利堂　縮小屏風。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。★H537和本江戸文政6年（1823）写本「青社遺範」全1冊/水戸藩士谷忠明の蔵書を写/彰考館のみ/水戸藩関連/古書古文書/手書き。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。春秋庵白雄（加舎白雄）拙堂増補 大窪詩仏序『俳諧寂栞』（全3冊揃）文化9年須原屋伊八他刊 江戸時代和本 俳諧 俳句 連歌 俳書。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。成田蒼キュウ著 桜井梅室編『対塔庵蒼キュウ句集』（全2冊揃）天保10年刊 江戸時代和本 俳句集 俳諧 俳書。

 出品した「源氏物語」は「若菜（わかな）下」の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。長谷川小信筆『当春子年絵葉書』戦前刊 木版絵葉書 彩色木版画絵葉書全4枚揃 年賀状 木版賀状。若菜・下の巻名は朱雀院（前朱雀天皇）の五十の御賀があり、源氏の君はその賀宴を「このたび足りたまはん年、若菜など調（てう）じてや」に因む。『今様』（6冊セット）明治45-大正2年 松屋呉服店刊 泉鏡花 跡見花渓 幸田露伴 鏑木清方 矢沢弦月 中沢弘光ら絵。柏木は朱雀院（前朱雀天皇）皇女で源氏の君の正室に降嫁した女三の宮へのかなえられない恋に煩悶する。古文書 博采館 関係 5点 一括 茨城 笠間 歴史資料 郷土資料。四年の歳月が経過。1913年 装束甲冑図解 2冊全 検索⇒武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 刀剣術 範士 兵法 兵書 傳書 戦陣 鎧兜 弓箭 弓道 支那 武士道 殺人剣。冷泉天皇は在位十八年にして東宮に譲位し今上天皇として即位した。増山守正著 久保田米僊画『旧習一新』（全2冊揃）明治8年 川勝徳次郎他刊 明治時代和本 彩色木版画多数入 文明開化を描く。翌年、朱雀院（前朱雀天皇）と女三の宮との対面を企画し五十の賀宴が催されることになった。小林永濯（鮮斎永濯）『万物雛形画譜 二編』明治13年 江藤喜兵衛刊 明治時代和本 木版画譜 絵手本。源氏の君は六条院の女たちによる「女楽」による演奏の宴を開いた。古文書 「登美宮様御下校二付宿内申渡帳」 徳川斉昭 烈公 烈公夫人 吉子 水戸 歴史資料 江戸 下向 婚礼。柏木は、女三の宮の姉・女二の宮を正室に迎えたが、女三の宮への未練を断ち切れずにいる。定書　御伝馬番所。葵祭りの前日、柏木は源氏の君の不在時に小侍従の手引きにより女三の宮と逢瀬をした。（中国・明代）袁了凡・雲棲大師原著 安田棟隆序『増補絵抄和字功過自知録』文化11年白蓮社 江戸時代和本 中国仏教書 仏書 道教 絵入本。夏のある日、源氏の君は女三の宮の体調不良の原因がご懐妊と知り、不審を抱いた源氏の君が柏木から女三の宮あての手紙から柏木と女三の宮の密事が発覚する。西国巡礼歌要觧。（女三の宮の子がのちの薫の君）源氏の君、41歳から47歳までを描いている。幕府領(松本藩預地)北小河内村古文書●寛永18年(1641)　師鑑抄中　地利巻　自一至十　北条氏長　54丁　城縄張　現在の長野県箕輪町 231119。

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）」と娘・幾千姫（玉映）の落款（印譜）


自筆上部の「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。割烹　　料理　裁縫　　普通饗膳献立　家庭遊戯　明治４２年前後　和書　アンティーク。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。日本カトリック年鑑 昭42 キリスト教 基督教 新約聖書旧約聖書 検）神学宗教学カトリック教会 プロテスタント教会 宣教師戦前明治大正NU。）

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」若菜（わかな）下の巻》
「若菜・下」の巻は英文で「New Herbs Part Two」と表記されます。『洲之内徹小説全集 特装版』（全2冊揃）限定200部 1983年 東京白川書院刊。
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という。山内金三郎編『再刊これくしょん』(33冊) 昭和22-29年 梅田書房刊 芹沢銈介蔵書票 富本憲吉木版画・印譜他 郷土玩具 蔵書票 こけし。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕（退官）するという「白氏文集」の漢詩文に由来している。古文書　略地鎮 　仏教 密教 江戸時代　検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然 不動明王神道 古書和書古本写本 NR。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。女学講義　大日女學會　明治三十七年九月廿五日　第四回 後期　第二巻・拾巻・十五巻・廿四巻、第七回 前期　第九巻～廿三巻　8冊　全12冊。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠（かふふり）を懸（か）けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。染織 呉服 振袖 染織 図録 紋様 印染 着物 友禅 型絵染 江紋 板中形 版染 絞り染 紬織 錦織 紋織 図鑑 縮緬 綴れ 通 組紐 刺繍 佐賀錦 和服。》

「額縁入自筆原本」



（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。長谷川伸旧蔵書 斎藤笹舟（斎藤亀五郎）編『明治戊辰戦争余聞』昭和11年 相馬郷土史研究会刊（福島県相馬郡） 明治維新資料。）

「自筆原本」

自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子（よりこ）と娘の幾千姫（玉映）の落款。古文書 許可密印 大日経許可密印 文化5年 江戸時代 仏教 密教 真言宗 空海 検）天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞法然写本西院流印信案密印NP。

自筆上部のタテ長の印は、「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて
諸（これ）を廟（城門）に置く）」という漢詩文の落款。谷崎潤一郎『都わすれの記』昭和23年 創元社刊 版元印記「創元社京都編輯所」押捺（試作本か）。
反対側の印は仙台藩医・木村寿禎の落款


《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。「教行信証」／愚禿親鸞集／明暦3年／西村九郎右衛門発行／4冊。》

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）の落款（印譜）


自筆が「古切」とされたのは江戸時代。石井研堂編『日本漂流譚 第二篇』明治26年 学齢館刊 明治時代和本（和装活字本）彩色木版画入。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。旧約聖書 小預言書講解 2冊揃 堀内文一 日本自由メソジスト教会 キリスト教 新約聖書旧約聖書 検）神学宗教学カトリック プロテスタントOA。

《「源氏物語」若菜（わかな）下の巻》
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という若菜・下の原文中に引用されている漢詩の落款が押捺されている。【レア 大特価 格安】『増補 日本書画骨董大辞典』聚芳閣 池田常太郎 大正15年　国宝図版　明治天皇　日本刀　刀剣 宗近 粟田口 など解説。》

《さしはさみ》・・・・・給（たまひ）つ。■顕本法華宗要品 並回向文 総本山妙満寺蔵版 大正(1913)2年4月 初版 版木2枚揃い■南無妙法蓮華経 日什大正師 木版 仏教 経典 佛教美術■。よ（夜）さりつかた、
二條院へわたり給はんとて、御いとま聞えたまふ。蔵書票48枚『愛書票暦』（4年間分）1981～84年 クリフトン・カーフ 武井武雄 大本靖 梶山俊夫 宮下登喜雄 馬渕聖 萩原英雄 佐藤米次郎ら。
「こゝには、けしうはあらす見え給ふを。釈雲山著 三上源次郎編『渡支日記』大正12年 苔香会刊 大正時代の中国大陸旅行記 紀行集。また、いと、たゝよはしけなりしを、
見捨てたるやうにおもはるゝも、今更に、いとほしくてなむ。色紙　大山康晴。
ひかひかしくきこえなす人ありとも、ゆめ、心おき給ふな。世渡は堪忍乃二字。今、見なほし給ひてん」
と、語らひ給ふ。竹久夢二 図録 検索⇒ 美人画 大正ロマン 大正の浮世絵師 屏風 洋画家 掛軸 三味線 宵待草 出帆 女性像 挿絵 絵本 絵図版 図録 撫子 黒船屋。例は、なまいはけなきたはふれ言なとも、うちとけ聞え給ふを、
いたくしめりて、さやかにも見合はせたてまつり給はぬを、
たゝ、「世のうらめしき御けしき（氣色）」と、心え（得）給（たま）ふ。支那事変戦局詳密地図。
晝の御座に、うちふし給ひて、御物かた（語）なと聞（きこ）え
給（たまふ）ほとに、・・・・《くれにけり。笠亭仙果作 柳亭種彦校合 歌川國貞画『肱笠雨小春空癖』（3冊）天保4年 永寿堂刊 江戸時代和本 草双紙 絵草紙 浮世絵 錦絵。》

（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。★0440和本江戸天保14年（1843）兵法写本「甲陽城制曲尺伝」全1冊/古書古文書/手書き。


（２）・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。☆E0275和本明治10年（1877）西南戦争西郷隆盛「鹿児島軍記」巻1～8の8冊/大西庄之助/絵入古書古文書/木版摺り/浮世絵。

《「源氏物語」若菜（わかな）下の巻》

《准大上天皇として現世における極上の栄耀栄華を得た我が身を回顧する源氏の君》

《女三の宮（朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室）のご懐妊を乳母が気づく》

《女三の宮のご懐妊、柏木から宮あての恋文を源氏の君が発見》

《督の君（柏木）から宮（女三の宮・源氏の君の正室）あてのお手紙を
ひろげたところへ誰か寄ってまいるので
、小侍従は困ってしまって、御几帳(みきちよう)を引き寄せて立ち去った。『殷墟卜辞綜類』●島邦男編●汲古書院●1977年発行増訂版●全608P●検)和本唐本古書漢籍拓本書道碑法帖甲骨文字象形文字。
宮（女三の宮）は心配のあまりいよいよ胸のつぶれる思いでいらっしゃる。656006「煎茶綺言 2冊」売茶東牛。
ちょうどそこへ院（源氏の君）が入っておいでになるので、督の君（柏木）から
宮（女三の宮）あてのお手紙をよく隠しおおすこともおできになれず、
お褥(しとね)の下に挟んで》・・・・・お置きになった。即決　1751（寛延3）年『天経或問註解図 全3巻揃』天文暦学書、江戸期和本、星図、地球二十八宿 星座早見盤Astronomy Planisphere Star map。
　殿（源氏の君）は夜になったら二条院へお帰りになろうとして、宮（女三の宮）に
御暇乞(いとまご)いの挨拶(あいさつ)をお申しあげになる。谷村光義著 壺井義知校『建武年中行事略解』（全5冊揃）享保17年 茨城多左衛門 江戸時代和本 後醍醐天皇『建武年中行事』註解書 有職故実書。
「そうたいしておわるいようにもお見受けされませんね。★0542和本江戸期医学写本「小児薬方/金瘡口伝養性集ほか」1冊/古書古文書/手書き。
あちらの方はまだほんとにどうなるか危ぶまれる容態でしたので、
わたしが放っておくように思われるのも、今となっては不憫(ふびん)でしてね。【古文書時代鑑／復刻新装版　上下巻（解説本付）】東京大学出版会。
わたしのことを悪(あ)しざまにお耳に入れる人があっても、けっしてお気におとめなさいますな。☆E0313和本江戸期「日本書籍考/経典題説」全1冊/林羅山/古書古文書/木版摺り。
いずれ必ずわたしの本心をお見直しいただけましょう」
と言ってお聞かせになる。■図解満州産業大系 全5巻揃 日本図書センター[管理番号102]。
いつもは、何かたわいもない冗談事なども打ち解けてお申しあげになるのに、
今日はひどく沈んでいて、宮（女三の宮）は、まともに目をお見合せ申されないのを、
殿（源氏の君）はただ自分がそばにいてあげないのをうらみにお思いなのだ、とお受け取りになる。宮内素玄著 川瀬一馬校『鑑定暗の明り』限定200部 昭和13年 安田文庫刊 古美術品・骨董品蒐集に関する随筆。
昼の御座所にしばし横になられて、お話など申しあげなさるうちに・・・・《日も暮れてしまうのだった。佐藤米次郎『童謡版画集 こけしの夢 第一輯』限定50部 昭和15年 私家版（朝鮮仁川府）彩色木版画全4枚揃。》

備考1・源氏の君は先天的な優秀性のゆえに帝の寵愛を受けた。「 瘍科秘録 」正・続17冊揃い　覆刻版 限定３００部 本間玄調：著　小川鼎三・緒方冨雄校閲 日本医学文化保存会　1973年。現在は、准大上天皇として現世における極上の栄耀栄華を得ている。伊勢御師 三日市大夫次郎秀氏謹書『三社』掛軸〔紙本肉筆真作〕/三社託宣 天照皇太神宮 八幡大神 春日大神 落款 神道 神社 書 書道 古美術。

備考2：冷泉天皇は桐壺天皇と藤壺中宮の皇子としているが実際は源氏の君と藤壺の皇子。藤野勝弥著 中谷政一編『木村重成関係資料の調査 附元徳元年銘兼光短刀の調査』昭和16年中央文化研究会刊 刀工・備前長船兼光 日本刀剣 戦。東宮（皇太子）は、今上天皇として即位し、今上天皇と明石女御の御子は、源氏の君の孫、のちに次期天皇として即位する未来が開け源氏の君の栄華が際立つ。画譜 江戸期 等碩筆 検索⇒ 肉筆仙人 水墨画 支那 拓片 呂洞賓 拓本 唐本漢籍 古筆 唐画 瓦版 木版摺 武鑑 紋様 南画 古墨竹譜 印譜 鄭全福。

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。熊本十代藩主が家臣　松見卓右衛門に与えた100石の知行宛行状と知行目録の２部。
禁裏（京都御所）で書かれたものです。七夕百首。

（２）・自筆の「英訳文」は次の通りです。■美品 希少 江戸後期 写本2冊！『難波戦記』三巻と四巻」歴史軍記/ 大阪の陣/真田幸村 (1冊) 縦23.5ｃｍ、横17ｃｍ、厚さ約2ｃｍ。

《New Herbs Part Two（若菜・下）》

It was Genji.
In utter confusion, the princess had time only to push it under the edge of a quilt.
He would be going back to Rokujo that evening, said Genji.
"You do not seem so very ill.
The lady in the other house is very ill indeed and
I would not want her to think I have deserted her.
You are not to pay any attention to what they might be saying about me.
You will presently see the truth."
So cheerful and even frolicsome at other times,
she was subdued and refused to look at him.
It must be that she thought he did not love her.

英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）


（２）・自筆の「中国語訳」は次の通りです。完品 北原白秋 直筆サイン入『雀百首』限定100部 昭和12年 草木屋出版部刊 木活字本（畦地梅太郎刻）手漉和紙本。

《若菜・下》

源氏准今夜回二条院去，此来与三公主告，道：
“的病看来并无大碍。浅井了意『鎌倉北条九代記』（全十二巻十二冊揃）延宝3年 渋川清右衛門版 江戸時代和本 鎌倉時代・北条執権時代の日本史書。而紫夫人，能否痊愈尚不可知。恩地左近太郎聞書。
在我就置之不理，于心不忍，所以得回去。講談社の絵本★「漫画と孝行絵話」昭和13年5月　新開けんの介　石田英助　井上一雄　田川水泡　久米元一　芳賀まさを　講談社。外即使有人我短，
切不可疑心。【貴重 京都の古写真】『明治の京都』田中緑紅(編)　京を語る会 写真50枚+解説冊子 祇園祭 高瀬川 京都駅 金閣寺 清水寺 四条大橋。不久自会知道真相。国体と基督教 大谷美隆 昭14 キリスト教 法学憲法法律学 新約聖書 神学宗教学カトリックプロテスタント教皇ルターカルヴァン宣教師戦前OB。”
往三公主像小孩一般无拘无束地和他笑，但今天度非常郁，
源氏的也不看一看。肉蒲団（一名覚後禅）情隠先生編 4冊揃　明治期 道元 禅宗曹洞宗　仏教　検）仏陀 因果応報 戦前明治大正古書和書古文書写本古本 NY。源氏只道是恨他薄情，所以度如此冷淡。吉田竹次郎編『日本郵便切手類目録』明治28年刊 明治時代和本 明治4年～20年代の郵便切手集 明治中期の郵便資料。

中国訳文の出典：『源氏物（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）

「若菜・下の巻」原本の末尾（原本番号107-B）の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印

中央の写真（右から２番目）の写真が「源氏物語」若菜・下の巻の末尾（原本番号107-B）の押印。佐藤忠良 リトグラフ年賀状一通（真作保証品）森谷均宛 昭和33年戌年 山城隆一レイアウト。
左下の四角の大きな印は仙台・伊達家の家紋の印（竹に雀）
家紋の上２つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）の印。「頭書 西谷名目」／寛文8年版後刷？／銭屋半左衛門発行／4冊。冬姫は内大臣・通誠の養女。長野義言（長野主膳）著 堀内広城校『歌乃大意』（全2冊揃）弘化3年序 江戸時代和本 国学者の歌論書 和歌論 井伊直弼 近江彦根藩士。
冬姫は通称。河蛙考　文政九年　写本。正式な名は伊達貞子。【骨董・茶道具】★仏教美術 鎌倉時代 高山寺旧蔵？★★秘書 法書 er018vb32. 経 古文書 経典。2つとも貞子の印。天風坊鯰老人作 蹄斎北馬（葛飾北馬）画『絵本田村物語』（全6冊揃）文化6年序刊 江戸時代和本 読本 葛飾北斎門人浮世絵 絵入。左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。【古書】THE HISTORY OF VIOLIN PLAYING from its origins to 1761。
左上端の細長い落款は、「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」の漢詩文の印。名乗指南 名字指南 黒河芳蘭　文久2年　苗字必称義務令　検） 戦前明治大正古書和書古文書写本古本 NZ。漢詩文の右の２つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷（不昧公）の正室・方子（よりこ）の印。岡本綺堂 自筆書簡1通（真筆保証品）三好一光宛 原稿用紙1枚。方子の上の印は方子の娘・幾千姫（玉映）の印。立憲養正會『一年の魂とせよ明治節』掛軸〔絹本工藝印刷〕/日蓮を中心の八紘一宇 国粋主義 国家主義右翼団体 機関誌養正時評。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。古文書「御初代之記草稿」 （全10巻） 5冊 徳川義直 源敬公 尾張藩主 一代記 タトウ箱 歴史資料 偉人伝 愛知県。右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。式場隆三郎著 柳宗悦題簽 外村吉之介布装 芹沢銈介型染和紙カバー『夜の向日葵 テオの手紙』限定200部（和紙特装本）昭和17年 畝傍書房刊。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）


自筆の疎明資料等は、下記の通りです。☆E0201和本江戸嘉永6年（1853）写本「合衆国人上書和解」1冊/木内山寿/古書古文書/手書き/日米和親条約。



（Ⅰ）・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料　別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」（平凡社・刊）７８頁。茶人花押藪　古書。筆者は近衛関白政家公。三国七高僧伝図会。中央の写真は、応永五年（1398）の年号。古文書 木村武山 書簡 掛軸 堅山南風 宛 茨城県 笠間市 出身 日本画 歴史資料。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）。1906年 古今要覧稿 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 長刀剣 弓箭 剣術 兵法 兵書 傳書 戦陣 甲冑 鎧兜 弓矢 弓道 支那 武士道 殺人剣。左の写真は、桐壺の巻の奥付。古書 古文書（版本）原南陽 「□狗傷考」 けいくしょうこう 水戸藩 侍医 医学書 狂犬病 江戸時代 歴史資料（レターパックライト発送）。左大臣から関白に昇進した近衛基熙（もとひろ）公の花押。古文書 和書 栗田勤 「東湖先生正気歌講義」 藤田東湖 水戸藩 晦屋先生 家塾輔仁学舎 茨城県 偉人 水戸藩 (レターパックライト発送）。上下２段の花押のうち、上の印は。増訂　万年青図譜　篠常五郎　明治33年。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款（印譜）


「自筆の画像断層(MRI)写真」


（出品した自筆の「断層画像写真」（若菜・下の巻）MRI 35―77B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）の落款


「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」


1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。黙示録の現代研究 千葉勇五郎 昭10 バプテスト派 日本基督教団 キリスト教 新約聖書 神学宗教学カトリックプロテスタント 戦前明治大正OA。2番目の写真は近衛基熙の肖像（陽明文庫・所蔵）
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
【天皇家・近衛家略系図の出典（淡交テキスト「茶会記」に親しむ・７）平成29年7月淡交社・刊行】
4番目の写真は、「日本史の茶道」千利休の孫・宗旦と近衛基熙の茶の湯の交流」120頁（淡交社刊）
5番目の写真は、近衛基熙が、御所で第111代・後西院天皇を主賓に茶会を開催した記録「公家茶道の研究」55頁（谷端昭夫・著）


「源氏物語」「若菜・下の巻」絵図、茶室関係資料

下記写真1番目は、「源氏物語屏風（若菜・下）」（源氏物語絵巻）

朱雀院（前朱雀天皇）の五十の賀を祝い女三の宮、紫の上、明石女御が演奏する「女楽」の有名な場面
上の女性三人のうち右から紫の上は和琴、明石の女御は箏、女三の宮の琴。完品 水谷川忠麿編『近衛直麿遺稿 文藝篇』限定200部 昭和10年 近衛家刊 総手漉和紙本/元袋付 詩人 ホルン奏者。
手前の後ろ姿で琵琶を弾いているのが明石の君



上から2番目の写真は、「淡交」別冊（愛蔵版・№71　『源氏物語』特集）

上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵（断簡）を出品
商品説明（来歴）	大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。内田周平著 佐伯仲蔵評点 松平康国序 川田瑞穂跋『三方原戦記』昭和16年 正誼塾刊 三方ヶ原の戦い 武田信玄 徳川家康 織田信長 漢文集。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を書いてある。近江彦根藩領出流原村古文書●明治２１年　出流原村地誌編輯材料取調書元本　６３丁　下野国安蘇郡　現在の栃木県佐野市　240131　150。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷（不昧公）の正室・方子（よりこ）に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。池上文僊画『達磨百図』大正4年 佐藤駒太郎刊 京都四条派野村文挙に師事した絵師 達磨図 ダルマ 仏教美術 仏画 中国禅宗の開祖。
漢詩文	原本自筆上部に「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という。1880年 画譜 墨戯 墨石譜 墨草譜 墨蘭譜 木版画 九如堂 陳旭 範永祺 検索⇒清朝 線装本 古籍善本 武英殿本 木刻宋版 彫版 支那 花箋 鄭板橋。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕（退官）するという「白氏文集」の漢詩文に由来するものです。長谷川伸旧蔵書 保勲会編『戊辰戦記後編 全』明治32年刊 明治時代和本（和装活字本）戊辰戦争 会津戦争資料。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。東京名勝画詞　増山守正・編　明治24年　全4冊　和本　古文書。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠（かふふり）を懸（か）けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。太田岫雲（太田有終）『後身詩録』（全2冊揃）大正元年 太田けい刊（静岡県磐田郡）漢詩集 和本(和装活字本)。紫式部は「若菜・下の巻」を書くに際し、漢詩を熟読したうえで原文を書いていることがわかります。大宰府【宮小路康文】『書』巻物〔紙本肉筆真作〕/明治時代の 書家 天台宗僧侶 僧名:仙賀 書家名:浩潮・古梅 富岡八幡宮の横綱力士碑も揮毫。また、原文中の上部に「篆書（てんしょ）体」の落款を入れたのは、仙台藩の藩主の正室・仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）、通称伊達貞子か出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）のいずれかと推定されております。池田龍雄 肉筆画入年賀状8通セット（真作保証品）玉井五一宛 昭和30-62年。
漢詩の落款の意味	原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。幕府領（会津藩預所）佐倉村古文書●享保６年　御領所御預所両御支配往古御定書上扣　４９丁　大沼郡佐倉村　現在の福島県昭和村　231112。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。観音経和談鈔図会。　特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。和本 『埋忠銘鑑』 大正6年 刀剣会本部/編 日本刀 刀剣名図鑑 名刀図 82丁 (古書 古文書 古典籍。　「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会（ばんさんかい）」とも言われます。軍人読本・3冊/高橋静虎編集・寺内正毅校閲/明治35年/和装本/陸海軍・軍隊・軍艦・水雷駆逐艇・水雷艇・潜行水雷艇・軍旗・軍人の亀鑑。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。頓陳間人半馬作 尾形月耕画『濱千鳥真砂の白浪 石川五右衛門実伝』明治16年 春陽堂刊 明治時代和本 彩色木版画装。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）することです。【非売品/戦前】『赤城義臣伝 慶応4年補刻版』全5冊揃い●片島深淵子著●田尻種経●大正5年発行●検)赤穂義士赤穂浪士江戸時代忠臣蔵資料。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。石原憲治著 芹沢銈介装丁『日本農民建築』(全16冊揃)昭和9-18年 聚楽社刊 江戸時代の農家・住宅建築写真集 図版約2400点 日本建築 日本家屋。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。長谷川伸旧蔵書 福田夕咲（福田有作）『歌集 山花一束』昭和17年 岐阜県歌人協会刊（岐阜市）函付初版本。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。中島嵩著 尾形月耕画 依田學海序『逆巻浪夢之夜嵐』（全2冊揃）明治21年 金港堂刊 明治時代和本。　落款の「讃」の元になるその原文の個所には、 「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という漢詩文の落款が押捺されている。★0328和本江戸嘉永元年（1848）西洋医学写本「解体新書」本文全4巻合1冊/杉田玄白ほか/古書古文書/手書き。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。京城勝覧　 貝原篤信 天明再木　江戸　木版 和本 古地図 寶永3年序 貝原益軒の絵入り京都名所案内　1780年代　８９画　内裏　清水寺。 つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。松亭金水作 歌川国麿画『春情心の多気』（全3編揃）江戸後期頃刊 艶本 江戸時代和本（薄葉紙本）絵入本 浮世絵。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。売薬版画浅間ヶ嶽。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。古文書 愛染王三十七尊 秘々之印 江戸時代 仏教 密教 真言宗 空海 検）天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞法然古写経写本西院流印信案密印 NP。
自筆の希少価値について	自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。古文書 和書 「牧野系図」 笠間藩 茨城県 笠間市 新潟県 長岡市 歴史資料 牧野氏 系図 藩主 （レターパックライト発送）。上の「拡大断層（MRI）写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。鶴寿百人一首。 出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。医学 和本 『改正増補 医道日用綱目』 明治6年 東洋医学 中医学 漢方 薬草 鍼灸 経絡 証 絵有り (古文書 唐本。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。福園主人編輯『金譜』幕末期 永松堂蔵板 天正時代以降の大判小判集 彩色木版画譜 江戸時代和本 天正小判 金貨 銀貨 コイン集。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。「延喜式」／神祇巻 巻1～巻10／寛政7年／河内屋太助他発行／全5冊。 古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。竹亭緑水 尾形月耕画『筆野面影 岡山紀聞』明治17年 嵯峨野増太郎刊 岡山藩主池田治政の乱行を描く 明治時代和本 彩色木版画装 浮世絵 錦絵。撮影後、展示のために再表装をしております。『玩具に就いて ランバス女学院保育部三年生』戦前刊 聖和女子学院資料。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。甲賀三郎『蜘蛛』昭和16年 熊谷書房刊 ミステリー小説集 推理小説 東郷青児装丁。
断層(MRI)写真	従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。伊東本支編『新薬以呂波地引』（全2巻揃）明治9年 明治時代和本 西洋医学書 医書 薬学書 西洋薬一覧 北里柴三郎子息/北里文太郎旧蔵書。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。女学講義　　大日本女学講義会　第7回前期第9巻（明治39年11月）、10巻、11巻、12巻、15巻、16巻、19巻、23巻（明治41年9月）　計8冊。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。雲萍雑志。
寸法	「源氏物語」自筆の大きさ　タテ２１．８センチ　ヨコ１２．８センチ。奥村土牛『スケッチ そのをりをり』大正9年 朝陽舎書店刊 彩色木版画56枚 日本画家の素描集・下絵集。額縁の大きさは　タテ３７．０センチ　ヨコ２８．０センチです。古建築装飾紋様集成　草木編　近藤豊著　1972年(1974年第2刷) ■送料無料。額縁は新品です。写本 各務支考『第八言行論・第九変化論・第十法式論』文化4年 嶋素閑写 江戸時代和本（写本）俳論書「俳諧十論」後半部。
「源氏物語」の自筆について	１・筆跡の分析について 　国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。長谷川伸旧蔵書 西坂衷（西坂成庵）編『藩祖盛烈記』明治9年 孝友堂蔵板 前田利家伝 明治時代和本 垂統別史 加賀金沢藩士 石川県郷土史料。 一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。松本愚山著 森島長編 『愚山先生文稿 前集』（全2冊揃）活水軒蔵板 江戸時代和本 漢詩文集 漢詩集 漢文集 愚山文稿。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。中澤蓮塘編 服部愛軒後跋『多識書屋印賞』（全3冊揃）大正5年序 多識書屋（中澤廣勝）落款篆刻印譜集(原鈐印譜集) 和本 林鶴梁 中沢蓮塘。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。【B0046P016】希少 古書 村山半山編輯 「 東湖藤田先生遺文 」 明治12年出版御届 藤田東湖 村山恒二郎 小林二郎 古本 書籍 史料 資料 水戸。 ２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について 自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。池田文太郎翁　(秋田県仙北郡高梨村)　 後藤寅之助(後藤宙外)編　昭和5年　和装。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。古文書 書簡 辻永 つじひさし 中山森彦 宛て 水戸市 白馬会 帝展 日展 文化功労者 洋画家 植物画 封筒付き（レターパックライト発送）。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。小沼丹 初版本3冊セット『懐中時計』『銀色の鈴』『埴輪の馬』いずれも函帯付完品。 「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。☆E0235和本江戸期宮城地誌写本「通俗封内名跡志」1冊/高橋以敬（高橋玉斎）/古書古文書/手書き。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。和本　「和刻本　諸子大成　全12冊」　長澤規矩也　漢籍　影印。 ３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について 近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。冨士谷成章著 冨士谷成元校『北辺七体七百首』寛政9年 葛西市郎兵衛他刊 冨士谷成章歌集 江戸時代和本 和歌 短歌 富士谷成章。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。孫忠靖公文抄 3冊揃 孫伝庭撰/王欣欣 明治4 中国史 明末反乱 高迎祥 王嘉胤 中華王朝漢文中国詩文漢詩 検） 戦前明治大正古書古文書写本NY。 ４・近衛基熙（このえもとひろ）について 近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。林鵞峰(林恕) 『職原抄聞書』（全八巻八冊揃）延宝2年 銭屋儀兵衛刊 江戸時代和本 有職故実書 林羅山子息。母は後水尾天皇皇女女二宮。引札　エビス大黒とお宝。実母は近衛家女房（瑤林院）。明治期 紋様書 雛類弥家多 検索⇒図案 香盒 設計 木版摺 支那 文様 古玉 武器 兵器 軍服 古建築 金彫文 小田切春江 浮世絵 絵本 絵図 壁画。幼名は多治丸。番附　御免力持。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。tk◆◆　明治21・22年　数学講義録　代数学之部　創刊号第1号から第13号まで　13冊　/ Ｂ-21。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。肥田式強健術/創始者・肥田春充/古今東西の体育法・健康法を研究し「強健術」を考案・気合術を基礎とした体育法で心身の改造を目的とする。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。花鳥図式　全　高尚堂画譜。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。近江彦根藩領出流原村古文書●明治１９年　赤見村地誌編輯材料取調書　６３丁　下野国安蘇郡赤見村　現在の栃木県佐野市　240131　148。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。幕府領(松本藩預地)北小河内村古文書●明暦３年(1657)　箕輪庄　１８丁　箕輪地区の歴史　伊那郡北小河内村　現在の長野県箕輪町　231120。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
HP	近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。★0462本江戸期有職故実随筆写本「湯土問答」全1冊/古書古文書/手書き/湯浅元禎(湯浅常山)/土肥経平/古書古文書/手書き。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。経文 御文章 和本-写本 文明6-8　文明6-8。 ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。堅州古峯原山略図。

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